タレント中居正広(52)の「テレビから消える日」が現実になってきた。中居がキャスターを務める土曜朝のテレビ朝日系情報番組「中居正広の土曜な会」は別番組に差し替え、TBSは昨年末に「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」の収録を見合わせたが、新たに月曜夜の「THE MC3」(午後9時)も放送を見合わせた。
司会を務めるフジテレビ系「だれかtoなかい」は3月いっぱいでの終了が決まっているが、さらにレギュラー番組2本の新年最初の放送が消えたことになる。
背景にあるのは女性トラブルだ。「週刊文春」などによると、中居は2023年、フジテレビ勤務(当時)の女性との会食後にトラブルに発展。9000万円もの示談金を支払っていたとされる。フジテレビの編成幹部がセッティングしたもので、当日キャンセルし、中居と女性2人での会食へとお膳立てしたらしい。
「事実であれば、松本人志と同じ構図を描いています。松本は取り巻きのお笑い芸人に女性を『アテンド』させていましたが、中居のケースはフジテレビの『上納システム』のうえに成り立った女性関係だといえます。セッティングした幹部は女性の上司でしたから女性は逆らえません」
12月19日発売の「女性セブン」で、過去に女性との間で“深刻なトラブル”を起こしていたことが報じられた国民的スターの中居正広(52)。報道では、中居側が代理人を通じて女性と話し合いの場を設け、すでに約9000万円の“解決金”を支払ったとされている。
その後、「週刊文春」や「スポニチアネックス」もトラブルを独自に報じており、中居の代理人弁護士は各メディアに対してトラブルがあったこと自体は認めているものの、すでに問題は“解決済み”であるとしており、その詳細は明らかにされていない。
いっぽうで、中居の周辺は日ごとに深刻さを増している。1月10日に放送が予定されていた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP』(TBS系)は、’21年の映画『花束みたいな恋をした』に差し替えられ、12日予定の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)も番組表で「調整中」と表示されるなど、各局が次々と対応を進めている。なお、本誌もすでに収録済みの『THE MC3』(TBS系)の13日の放送が中止になったことを報じている。
いずれの局も差し替や放送中止の理由を公表しておらず、SNSでは中居本人や各局に対して騒動に関する説明を求める声も絶えない。そんななか、1月5日にアメブロを更新し、声を上げたのがタレントのモト冬樹(72)だ。
「中居正広君の問題」と題した記事で、報道に端を発する一連の騒動について《分からないことが多い》と切り出すと、以下のように疑問点を挙げた。
《まずなんで そんなに多額の示談金だったのか? 解決したなら守秘義務があったはずなのになぜ発覚したのか?》
続けて、《まぁ真実は中居君本人しかわからないんだけど》としつつ、モトは《中居君て俺もそうだけど他の芸能人からもいい印象しかないんだよな》と芸能界における中居のイメージを伝えた。そして、こう締めくくった。
《中居正広君はこの芸能界にとって無くてはならない人だから この問題 早くスッキリして欲しいよな》
日常的にブログを更新しているモトだが、以前からたびたび中居に関する記事を配信してきた。
「中居さんが若いころから主に仕事で面識があったそうで、’20年に中居さんのMC番組にゲスト出演した際には、放送後に《中居君て本当に変わらない》と懐かしむように感想を綴っています。また、中居さんが’23年に体調不良から復帰した際にも、《無理しないで徐々にやっていってほしいな》と陰ながらエールを送っていました」(WEBメディア記者)
日本テレビは7日、コメントを発表し、同日夜放送の「ザ!世界仰天ニュース 新春4時間スペシャル」について、MCを務める中居正広(52)の出演シーンをカットして放送することを明かした。
【写真】広瀬アリスに”後ろから密着”されデレデレの笑福亭鶴瓶 中居は先月「NEWSポストセブン」や「文春オンライン」などで女性とのトラブルが発生したことなどが報じられた。同番組では笑福亭鶴瓶とダブルMCを務めており、同局は6日時点で「明日(7日)の放送に関しては適切な対応を致します」としていたが、出演部分カットなどの対応を決めた。
同番組の14日放送回はもともと別の特番の放送を予定しており、その後に今後の対応などを検討していくとみられる。
同局によると中居本人にも今回の判断を伝えたとし「本日の『ザ!世界仰天ニュース』は総合的に判断をし、中居正広さんの出演シーンはカットして放送します。
なお、中居正広さんとの対話の中で、私たちの判断をお伝えしたところ、中居さんご本人からも同様の申し出を受けております」とコメントしている。 中居に関しては他局のレギュラー番組で差し替えや収録休止などが相次いでいる。